動揺すると…
本番を前に、生徒さんたちの真剣みがアップされています。
聞くたびによくなっていくみんなの演奏。本番前のこの時期はいつも、多忙だけどいい演奏が聴ける充実した時間でもあります。
さて、本番というのは小さなアクシデントの可能性も。そう、思わぬミス。
ちょっとしたミスがあるとどうなるか?
それに左右されないですぐ通常通りに弾き続ける←そうできれば全く問題なし。
でも、思わぬミスに動揺することもある。
その場は切り抜けたとしても気持ちの動揺が残って、その後が崩れてしまうことがあるんです。そこでまたミスが誘発されたりするから本当に心配。
これを防ぐには?残念ながら特効薬はなく…
世界的ピアニストが本番で暗譜ミスをしたりつっかえたり、私はそういう場面をそれこそ数えきれないほど見ています。ピアニストでさえそうなんですから、これはもう仕方のないこと。一刻も早く平常心に戻るしかないってことでしょうか。
なので、そうならないために練習を積み上げていく、それしかアドバイスはないんですね。
本番でミスしても気にしないこと!と、私はみんなに教えています。
でも、練習中はミスを放置しないでちゃんと見直すこと。少し危ういところがあると、そこからキズが広がるから要注意。
いい演奏目指して後悔しないようにね♬
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
毎年のことですが、本番ではみんなに失敗させたくない!ステージで失敗するのってイヤですものね。それは先生が誰よりもわかってる。レッスン中はもちろんだけど、本番ではみんなが弾くとき、先生は心の中で“念”を送りながら一緒に弾いてます。だからすごーく疲れるの。
そして、準備に追われて開演する前にすでに疲れが…そう、教えるのは全然いいんですが、その他の仕事は気疲れが…
ホールの予約がなかなか取れないこともすごくストレスだし、決まったら色んな手配があり、細かい準備があり…教えることだけに集中できたらどんなに幸せかといつも思うのです。
先日それを何気なく口にしたら中学生の生徒が「わかります!私もです!」え?なんで??「職場体験で事務系に行ったんですけど、もう訳わかんないですよね!」そう?わかってくれて嬉しいよー。もちろん、準備も抜けのないようにがんばりますね♬
0コメント