ちがった難しさ
小6のあーちゃんはいつも笑顔で楽しそう。
レッスンに来ると「先生、この前ね」などとニコニコで話しかけてくれます。
ピアノというのは弾き手の心情が表れるものですから、もちろんあーちゃんの演奏は弾んでいます。
さて、このあーちゃんは譜読みがとても早い!そしてミスが少ない!
なのでこの数年、ちょっと難しい曲を発表会に選んでいました。うーん、ちょっとじゃなく結構難しかった、かも。でも当然のようによく弾けていました。
そして今年は、「モーツァルトのソナタが弾きたいです!」と。これ、昨年とてもいいレベルで仕上げた生徒さんがいて、それを聴いて「憧れたんです」
譜読みだけ考えたら、昨年の曲より全然かんたん。
でも。
そう、モーツァルトの弾き方、音の出し方などは簡単じゃないんですね。
あーちゃん、初めてモーツァルトを弾くときは誰でも大変なのよ。こういう弾き方やタッチとかむずかしいものね。
「ほんとですね。でも、そっか。みんな大変だったんですね」
あーちゃん、今はこれまでの難しさとはちがう学びをしているところ。そしてそれは、まちがいなく高いレベルへの一歩。
習ったことをやろうとしていると必ずできるよ。だから先生のお手本をよく覚えてね♬
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