客観性は
自分のことにいろいろ気づくには客観性というものがポイントになってきます。では子どもは、いつ頃から客観性が出てくるのでしょう?
もちろん個人差は大きいですが、小学校高学年ごろには客観的な思考ができるようになっているようです。
レッスンしていて思うのですが、つっかえて弾いていることに気づいてない生徒さんは結構います。あちこちつっかえたりミスしたり、でも弾き終わって、どうだった?と訊くと「できた!」と。
幼いうちは気づかないのもムリはありません。でもそれだと直す意識が出てこないので、「これ、ほんとはミだよね」「ここでちょっとつっかえちゃったの覚えてる?」と言うと「あ…うん」と気づく。気づけば直せるのでそれで全然OKです。
たとえば、自分はこう思うしこんな風にしたいけど、周りから変に思われそうだよねと躊躇するのも客観性から来ています。これは社会性から見ても大事な判断ですよね。
自分のしていることに気づくのはおとなでも難しいですが、社会で生きていくには外せない要素。
つっかえていること、まちがったことに気づく感覚を少しずつ育て、自分を伸ばしていきましょうね♬
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