★音楽ではぐくまれる文化力　高山仁さん

先日、新聞で読んだ高山仁さんの記事です。高山さんは音楽療法士で支援学校の先生です。

この記事は、ケアが必要なお子さんだけでなく、子ども全般に、ひいてはおとなの方々にも当てはまる内容だと思い、ご紹介させていただきます。

以下、私がまとめた内容です。

＿＿＿子どもが育つ過程で、医療的ケア児が音楽療法で文化力をはぐくみ成長してほしいと活動してきた。

音楽には、受動＝きく、能動＝する、があり、子どもの発達には音を出しながら音楽的美を求め、他者と共感・共有する能動的経験が必要だ。

重い障害があり感情表出が少なくなった方に、学校で使っていた曲を歌ったら突然泣き出した。楽しかった音風景がよみがえったのであろう。音楽療法を始めたたら生き生きとした表情が回復した。。。

これは本当に素晴らしいことだと私は思いました。

音楽に親しみ、音楽を喜び味わうことで、表情は豊かになっていく。まさにその通りです。

そして何より、

他者と共感や共有ができるということは生きる力にもつながることです。

ね？きれいだよね？楽しいねという自分の気持ちと同じ気持ちを、誰かと一緒に味わえる。これは本当に嬉しいですよね。こうした感情は、社会とのかかわり方の基本ともいえるものですし、友情だけでなく人間力にもつながること。

さらに、自らがピアノを弾くことで誰かが聞いて喜んでくれることは、大きな幸せでもあります。

音楽を演奏する喜び、その良さや楽しさを共有できる喜び、そして自信。

お子さんたちが心の栄養を持てるように指導していきたいと、改めて思います♬