③あこがれの発表会
第3部は中2からおとなの生徒さんたち。自分で決めた曲を演奏します。
どの曲もレベルが高く名曲揃い。生徒の保護者の方が「まるでコンサートかコンクールみたい」とおっしゃってくださいました。
ショパンは一番人気で、ワルツやノクターン、ポロネーズなど、よく耳にする曲だから観客の方々も楽しめますね。
バッハのイタリア協奏曲を選んだのは発表会3回目のおとなの生徒さん。
え?バッハをやりたい?発表会で?と思った私ですが、あの長い曲をしっかり暗譜し、さらにバロックの弾き方と音色を再現するなど、それはそれは立派でした。
もう一人の紳士も、ショパンのワルツを哀しくロマンティックに演奏されて、音色も表現もとてもいい出来映え。2年ほどでここまで表現力が伸びるとは本当に感心。
また、廻廻奇譚を弾いた中2の女子が、シルバーのウィッグをつけてコスプレしての演奏で盛り上げてくれて、さらに演奏の内容は素晴らしい出来映えで、まるで現代曲のような仕上がり。これならスクリャービンやプロコフィエフも弾けそうですよね。
ブラームスを弾いたのは高校生の二人。
この選曲にもびっくり…音大生レベルの難しさがあるけれど、これまたよくこんなにと思うほどの仕上がりで脱帽。昔の私よりうまかったですよ。ふふふ。
最後は、3年ぶりにステージに上がったしーちゃんの革命。早いテンポの曲は大変じゃないかと危惧したのは全くの杞憂。左手にとらわれず旋律がちゃんと語っていました。
先生は本番の日はいろいろ忙しくて、そして演奏が始まると「無事に弾かせてあげたい!」と祈りながら聴くのですごく疲れるの。
でも、みんなが本当に堂々とした立派なピアニストで、安心したり感心したり誇らしかったり。これが見学に行ったよその発表会だったら「なにこれ、みんなすごーい!」と私も思うんじゃないかしら?って、自画自賛すぎですか?でも、それだけ生徒さんたちは本当にいい演奏でした。
みんなありがとう!先生はとても嬉しいです。
保護者のみなさま方も、ご協力ありがとうございました♬
0コメント